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高次脳機能障害により発症する主な障害の解説

高次脳機能障害と言いましても障害の症状は人により様々です。

こちらのページでは高次脳機能障害により引き起こされる様々な障害について解説しています。

記 憶 障 害

前向健忘

高次脳機能障害による学習障害で、物事を記憶することができなくなります。一度覚えたと思っ

ても、すぐに忘れてしまいます。

逆向健忘

高次脳機能障害になる前の記憶の喪失等で、実際の記憶と証言する記憶が食い違ったり、経験したことのないような記憶を証言することもあります。

過去に見聞きした色々な情報が混在してしまいこのような症状を発症します。

作話

高次脳機能障害により、ありもしない話を実体験のように話しだすことがあります。

例えば、職業はパイロットだとか話し始めたりします。もちろん、実際の職業は全く違います。

原因として、周囲の話しやテレビ、マンガ、雑誌等からの情報が、自分の記憶の中で実体験に置き換えられてしまい、このような症状が現れます。

失見当識

高次脳機能障害により、現在置かれている環境を認識できない症状です。

失見当識は主に、『人物』、『時間』、『場所』等の認識ができなくなります。

『人物の失見当識』では、家族や知人のことが分からなくなります。

『時間の失見当識』では、季節や日付、昼夜の判別ができなくなります。季節感がなくなることもあり、夏でもダウンジャケットを着たり、逆に冬にTシャツ一枚で出掛けようとすることもあります。

『場所の失見当識』では、現在地や、住んでいる場所が分からなくなります。見慣れた場所や土地勘のある自宅周辺でも道に迷ってしまいます。

記憶障害の主な検査

  • WMS-R(ウェクスラー記憶検査)
  • 三宅式記銘力検査
  • ベントン視覚記銘力検査
  • 9RBMT(リバーミード行動記憶力検査)

注 意 障 害

全般性注意障害

高次脳機能障害により、集中力が著しく欠如してしまい、長時間集中力を持続させることは困難

です。集中力は15分も持ちません。

半空間無視

高次脳機能障害により、空間を識別する機能に影響し、視野の半分しか空間を認識することができなくなります。

この場合、視覚には異常はありませんが、脳が損傷により空間を認識できていないためこのような症状が現れます。

多くの場合、右側の大脳を損傷すると起こります。右側を損傷すると左側の空間を認識できなくなります。そうすると、目の前にある物でも、左側にある物は認識できなくなります。

注意障害の主な検査

  • CATCAS(標準注意検査法、標準意欲評価法)
  • D-CAT(注意機能スクリーニング検査)
  • BIT(行動性無視検査)
  • 線分二等分検査
  • 線分抹消検査
  • 図形模写検査

遂行機能障害

遂行機能障害

通常、物事を遂行するために、⑴目標を設定⑵計画を立てる⑶実行⑷評価、というようなプロセスを経ると思います。

しかし、高次脳機能障害により、この一連の作業ができなくなってしまいます。これを遂行機能障害といいます。

遂行機能障害になると、計画的な行動ができないため、思いつきで行動をしたり、誰かの指示を受けないと行動できない等の症状も現れます。一つ一つの作業でみるとできることでも、一連の流れになると急にできなくなったりします。

遂行機能障害の主な検査

  • BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)
  • WCST(ウイスコンシン・カード分類検査)

社会的行動障害

意欲・発動性の低下

物事に無関心になり、意欲を示さなくなることも症状の一つです。一日中何もせず過ごしたりし

ます。

易疲労性

疲れ易く一日中倦怠感に悩まされたりします。一見、怠けているようにも見えてしまい、周囲から誤解されたりすることもあります。

これは、脳が損傷したことにより脳が疲れ易くなっているためです。

感情コントロールの障害

高次脳機能障害により、感情をコントロールできなくなる症状です。

些細なことでも怒り出し、暴力的になることもあります。

相手が子どもでも感情を露わにすることもあります。よって、他人と諍いが絶えず、大きなトラブルに発展してしまうケースもあります。

依存的行動

高次脳機能障害により、欲求を上手くコントロールできなくなる症状で、買物依存やギャンブル依存等があります。

お金を渡すと全てパチンコに使ったり、同じものをいくつも買ってきたりします。

何かに依存してしまう症状は、高次脳機能障害で良く見られるケースです。

固執

高次脳機能障害により、物事に異常に固執してしまう症状で、受傷前は何でもないようなことで

も異常にこだわるようになります。

その他の症状

失語症

高次脳機能障害により言語機能に障害が発症すると、失語症の症状が現れる場合があります。

失語症は、言葉が上手く話せなくなる(非流暢性)、言葉ははっきり話すことができるが、話す内容は支離滅裂で、言い間違いが多い(流暢性)に分類されます。

失行症

身体機能には全く異常がないのに、普段日常的に行っていた行為や動作ができなくなる症状です。

例えば、服を前後ろ反対に着たり、ボタンを掛け違えたりします。道具も正しく使えなくなる場合もあります。

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